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分子老化制御研究 > 分子老化制御研究A |
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老化制御研究チーム
研究テーマ:分子老化制御研究A
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近藤嘉高、半田節子、丸山 直記 チーム研究員:加賀美 弥生 協力研究員:石神 昭人(東邦大学)、新井 秀明(東京大学)、瀬山邦明(順天堂大学)、高橋 良哉(東邦大学)、下澤 達雄(東京大学)、東 千華(カルビー株式会社) 連携大学院生:天野 晶子(首都大学東京)、相澤 真悟(首都大学東京)、岩間 水輝(東京医科歯科大学)、潮 靖子(東京医科歯科大学、東京都健康長寿医療センター) 研究生:岸本 祐樹(東邦大学)、高橋経太(東邦大学) |
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老化、老化制御、老化バイオマーカー、寿命、加齢指標タンパク質(SMP30)/グルコノラクトナーゼ(GNL)、ビタミンC、ビタミンC合成不全マウス、活性酸素、機能性食品、抗酸化、ペプチジルアルギニンデイミナーゼ(PAD)、シトルリン化タンパク質、アルツハイマー病、慢性閉塞性肺疾患(COPD) |
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1. ビタミンCと老化 |
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加齢に伴い私たちの身体機能は低下し、様々な故障も増加してきます。このような加齢現象の背後には身体を構成する様々な分子や臓器機能の変化が存在しています。私たちの研究グループは、加齢に伴い発現が変化する種々の遺伝子群や蛋白質群を解析することによって、高齢者が有する身体機能の不全を早期に、しかも正確に検知し、抑制するための方法論開発を目指しています。 今までの研究から、加齢に伴い減少する生体分子SMP30/GNLを発見し、老化における重要性を明らかにしてきました。SMP30は、老化バイオマーカーとしての有用性も期待されています。最近の研究から、SMP30/GNLはビタミンC生合成に必須の酵素であることが分かりました。SMP30/GNL遺伝子を破壊したマウスは、ヒトと同様にビタミンCを体内で合成できません。また、ビタミンCが不足したマウスは、寿命が短く早期に死亡します。私たちは、コラーゲン形成や活性酸素消去など多様な働きをもつといわれるビタミンCの生理機能をひとつひとつ明らかにすることで、ビタミンCの抗老化作用を解明していきます。また、ビタミンCが合成できないマウスを用いて、機能性食品やサプリメントに含まれる抗酸化成分の生体内における抗酸化能を評価しています。 もう一つの重要なテーマであるシトルリン化蛋白質は私たちの外表面を覆う皮膚の角層形成にとても大切です。良い働きを持つ反面、悪い働きも見えてきました。最近の私たちの研究からシトルリン化蛋白質がアルツハイマー病発症要因の一つである可能性が次第に明らかになってきました。
老化とは多くの生体分子や環境因子、遺伝性因子が相互に複雑に絡み合った一本の糸です。私たちは、その糸をゆっくりと確実に解いて行かなければなりません。解き終えた時、そこには元気で活発な高齢者がいきいきと暮らせる社会があると期待しています。 |
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