独立行政法人 東京都健康長寿医療センター 研究所(東京都老人総合研究所)
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老化制御研究チーム 

 研究テーマ:

老化再生研究B 記憶・学習機構の研究

 



 神経科学の重要な問題の一つは記憶の機構解明です。脳は他の臓器同様遺伝子により形作られます。しかし、ある人の人生を予見し、誕生前にその対応 方法をあらかじめ遺伝子に組み込んでおくことは不可能です。それゆえ、もし神経回路が完全に固定されていると、我々は紋切り型の行動しかできません。しかし、我々の脳は可塑性(柔軟性)をもち、環境に応じて自分の行動を修飾することができます。修飾された行動は記憶です。我々は記憶により環境への適応性を獲得し、また、人格を形成していきます。我々の研究室では記憶や学習の仕組みそしてそれらを支える神経可塑性の機構を様々な手法を融合的に用いて研究しています。

 老化やアルツハイマー病を含む疾病などに伴う記憶障害は患者の人格が影響を受けるだけではなく、家族等周辺の人にも大きな影響を与えます。これらの記憶障害の理解そして治療のためには記憶の基礎的研究が必要です。基礎研究は薬物治療の標的分子を同定し、また、来るべき脳の再生医療のための基礎となります。



 

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2011/12/20
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