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社会参加と地域保健研究チーム

新開 省二

 本研究チームは、高齢者の社会参加・社会貢献およびヘルスプロモーションの促進に向けた研究を行っています。
東京などの大都市部では今後、団塊の世代が大挙して退職期を迎え年金生活者が急増する一方、一人あるいは二人暮らし高齢者世帯が増えていくと予想されています。文化施設や公共交通などの地域資源は豊富ですがソーシャルネットワークが弱まりつつある大都市部においては、元気で活動的な高齢者とともに老後の生活や健康への不安を抱える高齢者も増大すると予想されます。このような状況のもと、高齢者の社会参加に大きな期待が寄せられています。社会参加により自身のいきがいや健康が保持されるのみでなく、地域社会への貢献(地域福祉や世代間交流の促進)という大きな意義も有しているからです。本研究チームでは、こうした高齢者の社会参加と社会貢献の促進に向けた戦略と戦術の開発を行うため、次の3つの研究を行っています。

(1) 高齢者の社会参加・社会貢献の現状と課題の整理
(2) 新しい社会参加・社会貢献プログラムの開発と普及
(3) 地域高齢者における社会的孤立の実態と予防策の提案

 次に、高齢者のヘルスプロモーションに向けた戦略と戦術の開発に向けて、いくつかの自治体と共同して地域高齢者を対象とした追跡研究や介入研究を行っています。現在、特に注力して取り組んでいる研究課題は次の3つです。

(1) 虚弱の研究とそれにもとづいた新しい介護予防プログラムの開発
(2) 地域における介護予防推進システムの構築と評価
(3) 老化関連バイオマーカーを活用した老化予防のガイドライン作成

 本研究チームでは、医学、心理学、経済学、社会学、栄養学、看護学といった多彩なバックグランドを持った研究員らが共同して研究にあたりながら、他研究チームとの連携や国際的な共同研究を推進しています。研究成果は一般都民に還元されるとともに、国や都の高齢者保健や福祉に役立てられます。

1. 高齢者の社会参加・社会貢献の促進に関する研究

2. 老化・虚弱の一次予防と地域保健に関する研究
 



 


 

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2009/10/19

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