財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団 東京都老人総合研究所
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介護予防緊急対策室

リーダー

大渕修一

室長:大渕修一

 

グループメンバー

西澤 哲、島田裕之、小島基永、岡 浩一朗

非常勤研究員 : 鈴木泰子、新井武志(北里大学大学院)、杉本君江、杉本 諭(国際医療福祉大学大学院)、釘宮由紀子、平井直子、中田晴美(東京女子医科大学)、鎌田ケイ子(全国高齢者ケア協会)

 

キーワード

介護予防、身体機能低下予防、痴呆予防、低栄養予防



活動紹介

 介護保険の施行から4年が経過し、平成14年度には介護保険の見直しがなされました。これによって介護認定者の増加、特に要支援、要介護1,2の急激な増加が明らかになり、虚弱高齢者が介護を必要としないように予防する、「介護予防」の普及が緊急の課題となりました。介護予防の大切さはわかっているのだけれど具体的なノウハウが・・・という声も聞かれます。東京都老人総合研究所介護予防緊急対策室では、科学的根拠に基づく介護予防の様々な手法(身体機能低下予防、痴呆予防、低栄養予防、失禁予防など)を紹介いたします。

 都民を中心に据えた、"介護予防をキーワードとしたまちづくり"が地域に根付くように、研究的な活動だけでなく、普及啓発活動を中心に据えて、区市町村介護予防計画者、介護予防委託事業者、専門職、都民の多層的なレベルに対して働きかけをしていきます。
 昨年度、普及啓発活動として介護予防事業実施担当者・指導者向けに全28回の研修会を実施し、延べ1338名が参加しました。また、介護予防緊急対策室主催による都民向け介護予防講演会(全2回)には、1584名もの参加者がありました。

今年度は、

1)介護予防事業の目標を達成するため、各自治体に対する技術支援の強化
2)住民相互の支え合いによる介護予防活動の定着のためのボランティアの育成
に力を入れる予定です。

 要介護率が低下するよう、各区市町村の実情に沿った介護予防展開のお役に立つことを願い、"お達者づくりのご用聞き"をスローガンに研究、積極的な普及活動をいたします。


主なテーマ

1) 区市町村の介護予防担当者、事業者への啓発
2) 区市町村の実践指導者の育成
3) 普及啓発事業
4) 保健・福祉・医療の諸団体との連携
5) 行政との連携
6) 一般への啓発
7) 介護予防メニューの開発・実践


主要文献


介護予防緊急対策室のホームページへ


お問合せ先
E-mail : kaigoyob@tmig.or.jp

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2004/06/16

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