シンポジウム「痴呆研究の進歩」のご案内
シンポジウム「痴呆研究の進歩」のご案内
東京都老人総合研究所では、長期プロジェクト研究として「老人性痴呆に関す
る総合的研究」を進めております。この研究には、基礎研究と臨床研究の両面か
ら痴呆発症遅延という従来にない独創的な新しい目標を掲げているところに特色
があります。痴呆発症遅延という考え方は、老年期痴呆の一次予防を目指すもの
で、国民レベルで2年でも1年でも痴呆の発症を遅らせることができれば、医療
行政上大きな効果が得られるものと期待されます。
本シンポジウムでは、長期プロジェクトの研究成果を公表させていただくと同
時に、所外の先生方から最先端の研究成果をご紹介頂く予定にしております。第
1部では、「痴呆の分子生物学」と題して、痴呆発症のメカニズムについて討論
されます。第2部では、「痴呆の診断・治療へのアプローチ」と題して、当研究
所附属ポジトロン医学研究施設での画像診断のほか、治療を念頭においた新しい
試みが議論されます。
なお、今回のシンポジウムは研究者を対象としておりますが、一般の方々には
12月9日中野サンプラザで開催を予定しております講演会「痴ほうを地域で支
えるために:早期発見・対応・予防」へのご来場をお待ちしております。
東京都老人総合研究所・副所長
安藤 進

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