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公開講座

第110回老年学公開講座のご案内

「いくつになっても介護予防」

  世界で最も勢いのある国となった中国のニュースが多くなってきました。先日テレビをつけたら、香港の朝の風景が映っていました。公園に大勢の人々が集まって太極拳をしている映像です。大半は高齢の方のようでしたが、若い人も結構混じっています。「これぞ介護予防!」と思わず口をついて出そうになりました。実際アメリカでは、中国系アメリカ人から始まって転倒予防にこの太極拳を取り入れている地域があります。

 ここで一つの疑問が浮かんできます。毎朝集まって太極拳をしている人々は、一体何のためにやっているのでしょうか。若い人々も一緒に入って楽しそうにしているところをみると、皆で介護予防を目指しているわけではなさそうです。たぶん太極拳を定期的に行うことそれ自体に充実感を感じて参加しているのでしょう。わが国では、現在、介護予防に向けてさまざまな試みがなされています。今回の公開講座でご紹介するのもその一部です。人それぞれ向き不向き、好き嫌いがあって当然です。大切なのは、ご自分に合ったやり方でやり続けること、関わりを維持すること、そして、それ自体に充実感を感じることでしょう。
 

東京都老人総合研究所 
副所長
高橋龍太郎


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2010/07/13
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