司会のことば
歳をとるにしたがって、心やからだに衰えがでてくるのは自然の摂理です。老化現象は、足腰から始まり、目、耳などへと徐々に忍びよってきます。さらに、病気にかかったり、家の中での不慮の事故にも会いやすくなります。
一方、老後の生活の場(住まい)を見ると、そのほとんどが健康な時を基準に作られており、心やからだが衰えてくると、不備、不都合なところが多くなってきます。
今回の公開講座では、「人生80年時代−からだと住まい−」と題しまして、老化に伴う心身の衰えに即応して、老後の住まいを快適なものにし、住み慣れた家や地域にできるだけ長く暮らし続けるための理念と工夫について考えてみることに致しました。
まずはじめに、東京都リハビリテーション病院の林泰史副院長から、老後のからだの変化を踏まえて、健やかに老いることのできる方法について話していただきます。次に、当研究所生活環境部門の林玉子研究部長から、一日でも長く自立した生活を快適に送るためには、どのように福祉機器を活用したり住まいを整えればよいかについて、話していただきます。その後で、本日ご参加の皆様方からいただいたご質問やご意見に講師の先生方がお答えする時間も用意しております。活発なご質問・ご意見をお寄せくださるようお願い致します。

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