財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団 東京都老人総合研究所
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公開講座

司会のことば

財団法人東京都老人総合研究所
副所長 佐藤 昭夫

 東京都老人総合研究所、東京都老人医療センター及び東京都多摩老人医療センターでは、老年学に関する研究成果を、都民の皆様にご紹介する目的で老年学公開講座を開催しております。今回の老年学公開講座は、西国分寺で開催することとし、この講座では、「高齢者の眼の病気−良い視力を保つために−」についてご紹介いたします。

 年をとるに伴い様々な身体機能は一般に衰えていきます。とくに、視覚機能の低下は多くの老年者によって自覚されるものです。いわゆる老眼は、加齢に伴い近くの物が見えにくくなり、視力の低下を訴えるものです。眼に入ってきた光は、水晶体というレンズを通って網膜に到達し、その情報が視神経を通って脳に伝えられます。このとき、水晶体の厚みを変えることにより近くの物と遠くの物に焦点を合わせます。加齢に伴い水晶体の厚みの調節、特に近くを見るため調節機能が衰えるために老眼になります。

 その他、高齢者においてよく見られる眼の病気に白内障があります。白内障は、水晶体が濁る病気です。近年、白内障は、手術による治療が行われています。老年者では、網膜の血管にも障害がでてくる傾向があります。網膜の血管が破れると視力が低下するのみならず、脳の血管の障害とも関連しますので注意が必要となります。これらの知識を正確に把握し、高齢期においても良い視力を保ち、健康な日常生活を送ることが望まれます。

 今回の講座では、2名の講師が高齢者の病気について「老化と白内障−レンズはなぜ濁るのか」および「目で見る眼病とその治療ガイド」と題してお話をいたします。その後、ご参加の皆様からのご質問にお答えする時間も用意しております。


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2002/11/26

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