財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団 東京都老人総合研究所
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公開講座

司会のことば

財団法人東京都老人総合研究所
副所長 鈴木隆雄

 東京に暮らす高齢者は、昭和60年の106万人から平成11年の176万人へと増加し、総人口に占める割合(高齢化率)も15%を超えています。平成22年には、高齢化率は約22%と見込まれ、急速な高齢化が進行しているといえます。

 一方、大都会東京に暮らす高齢者はいくつかの特徴がありますが、その一つに総務庁の国勢調査などから、東京の高齢者は、全国に比べてサラリーマン退職者が多いことがあげられます。一般に「高齢期は定年によって始まる」とも言われるのですが、私たちの暮らす東京では定年を一つの人生の区切りとした時、生活や家族そして健康はどのように変わっていくのでしょうか?

 今回の老年学公開講座では板橋区の御協力も頂き、定年前後を中心とした、中年から老年にかけての時期における、@経済的な変化や社会や地域とのつながりやボランティア活動、A家族関係の変化、B元気で活動的な高齢者となっていくための健康管理、にポイントをしぼって考えていきたいと思います。

 東京には、元気な高齢者が多く、交通機関や文化・娯楽施設などが充実していて「刺激の多い街」であることからも、趣味に熱中したり、ボランティアなどの地域活動への参加など個性的な活動の場があふれています。今回の講座ではいわば東京のもつ多様な社会的資源を生かすという視点から、豊かな老後の人生設計を考えることになります。高齢期にある方は勿論のこと、これから定年を迎えようという中年期にある方もまた是非参加頂き一緒に考えて頂ければ幸です。


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2002/11/26

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