平成19年度特別公開講座のご案内
「認知症はここまで治せる!防げる!」
認知症の人たちは今200万人以上と言われています。意識調査の結果をみると、一番罹りたくない病気としてあげられることが多い病気ですが、75歳以上の年代では5人に1人とも言われています。誰もがなる可能性のある病気と言っていいでしょう。
しかし、まだまだ認知症については正しく理解されていないことも多くありますし、そのために医療機関を訪れることが遅くなってしまい適切な治療の機会を失ってしまうことも少なくありません。
認知症のなかで一番多い原因はアルツハイマー病です。どうしてこの病気が起きるのか、最近ではいろいろなことがわかってきました。発病に関係する様々な事柄も明らかになってきています。軽度〜中等度のアルツハイマー病に対する治療薬も広く使われてきています。さらに今年の9月からは、高度といわれる状態のアルツハイマー病にも、この治療薬を用いることができるようになりました。
今日の公開講座は、認知症に関する日本の専門家が集まっている日本認知症学会と、認知症を含めて高齢者の様々な課題を研究している世界でも有数の研究機関である東京都老人総合研究所が共同で開催するものです。第一線の研究者が、認知症についての一番新しい研究成果をわかりやすくお話しします。
まず認知症を正しく理解すれば、手遅れになることなく早いうちからきちんと治療を受けることが出来ます。一方、認知症を防ぐ手だても、いろいろ考えられてきています。今回の公開講座が、認知症をむやみに怖がらず、認知症としっかり向き合うための手助けになることを確信しています。
東京都老人総合研究所
自立促進と介護予防研究チーム 研究部長
認知症予防対策室 室長
本間 昭

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