ご挨拶
東京都健康長寿医療センター病院は、常勤医師約130名、非常勤医師(研修医服務)約170名、看護師約500名、医療技術者約200名をはじめ、総勢1,000名を超える職員により運営されている急性期病院です。加えて、地域の多くのボランティアの皆様にもご協力をいただいております。
当センターでは、高齢者に多い血管病、がん、認知症、糖尿病を重点領域としつつ、骨・関節疾患、腎疾患、感覚器疾患(白内障・難聴)、呼吸器疾患など、幅広い分野において充実した診療体制と専門スタッフのもと、高度な医療を提供しております。また、救急医療にも積極的に取り組み、小児科および産科関連を除くほぼすべての疾患に対応しています。
さらに、PET-CT、320列CT、3テスラMRIを用いた高精度画像診断、ハイブリッド手術室による先進的治療、下肢難治性潰瘍に対する血管再生療法、遺伝子診断に基づく個別化医療、内視鏡・カテーテルを駆使した低侵襲治療など、先進医療の導入にも積極的に取り組んでおります。加えて、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、超音波内視鏡下穿刺術(EUS-FNA)、大動脈瘤に対するステントグラフト治療、早期アルツハイマー病に対する抗体療法などの専門医療においても、症例数は着実に増加しています。
このような医療を支える環境として、利用しやすい外来配置やプライバシーに配慮した診療体制、さらに快適でゆとりある療養環境の整備にも努めております。
当センターでは、患者さんお一人おひとりとご家族に対し、十分な説明とご理解を得たうえで、①質の高い医療の提供、②退院後の生活の質を見据えた医療、③地域の医療機関および各種施設との緊密な連携を柱とした医療を推進しています。特に退院後の生活が円滑に営まれるよう、最大限の支援を行っております。
受診をご希望の際には、ぜひかかりつけ医の紹介状をご持参ください。紹介状により、これまでの経過や病状を正確に把握でき、より迅速かつ適切な医療の提供が可能となります。
中年期から高齢期に至るまで、皆様がよりアクティブで充実した生活を送ることができるよう、日進月歩の医学・医療を取り入れつつ、安全で安心な医療の提供に職員一同努めてまいります。今後とも多くの皆様に当センターをご利用いただけますよう、心よりお願い申し上げます。
センター長
神﨑 恒一