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診療科・センター・部門
内科系
よくある質問
- 糖尿病と診断されましたが、特に症状がありません。放っておくとどうなりますか?
- 高齢者の糖尿病治療で、特に気をつけるべきことは何ですか?
- 最近よく聞く「CGM(持続血糖測定)」は使えますか?
- 厳しい食事制限をしなければならないのでしょうか?
- 足のしびれや冷え、タコが気になります。相談できますか?
- インスリン注射を始めると、一生やめられないのでしょうか?
- 糖尿病と認知症やフレイルには関係がありますか?
- 甲状腺の病気(バセドウ病や橋本病など)も診てもらえますか?
- 副腎や下垂体の病気についても相談可能ですか?
- 他の病院で「血糖値が安定しない」と言われました。紹介状は必要ですか?
- インスリンポンプ治療にも対応していますか?
- 肥満症の治療はおこなっていますか?
糖尿病と診断されましたが、特に症状がありません。放っておくとどうなりますか?
糖尿病は初期症状がほとんどありませんが、高血糖の状態が続くと全身の血管が傷つき、網膜症(目)、腎症(腎臓)、神経障害などの「三大合併症」を引き起こす恐れがあります。また、高齢の方では心筋梗塞や脳卒中、さらには認知症やフレイル(筋力・活力の低下)のリスクも高まります。当科では、将来の合併症を防ぎ、自立した生活を守るための治療を提案します。また、随時合併症についての検査も行っています。
高齢者の糖尿病治療で、特に気をつけるべきことは何ですか?
高齢の方は、重症な「低血糖」を起こしやすい一方で、その症状はめまいやふらつきなど、非典型的なことも多く見過ごされがちです。当科では、患者さんの生活環境や認知機能に合わせ、無理のない血糖目標を設定し、安全に配慮した薬の選択や指導を行っています。
最近よく聞く「CGM(持続血糖測定)」は使えますか?
はい、導入しています。指先穿刺なしで24時間の血糖変動を記録できる「rtCGM(リアルタイムCGM)」などを活用し、気づかないうちに起きている夜間の低血糖や、食後の急激な血糖上昇(血糖スパイク)を詳しく解析します。これにより、より安全で効果的なお薬の調整が可能です。インスリンを使用している方は保険が適用できます。インスリンを使用していない方でも、「選定療養」による使用が可能です。
厳しい食事制限をしなければならないのでしょうか?
当科では、単なる食事制限ではなく、高齢の方に多いフレイルやサルコペニア(筋肉の衰え)を防ぐための適切な栄養摂取を重視しています。管理栄養士が、患者さんの食習慣や調理環境をお伺いした上で、筋肉量を維持しながら血糖値を安定させる「続けられる食事療法」を個別にご提案します。
足のしびれや冷え、タコが気になります。相談できますか?
はい。「糖尿病看護外来」にて専門の看護師が足の状態をチェックし、適切な処置のし方や靴の選び方などを指導しています(フットケア)。糖尿病の方は足の感覚が鈍くなり、小さな傷から潰瘍や壊疽(えそ)に進行するリスクがあるため、定期的なケアと観察が非常に重要です。
インスリン注射を始めると、一生やめられないのでしょうか?
必ずしもそうとは限りません。2型糖尿病で膵臓のインスリン分泌能が保たれていれば、飲み薬やインスリン以外の注射薬に変更できたり、インスリンの注射回数を減らせるケースもあります。当科では、入院または外来でのインスリン導入だけでなく、インスリンの単純化や離脱についての相談にも応じています。患者さんにとって、最も負担の少ない方法を共に検討します。
糖尿病と認知症やフレイルには関係がありますか?
密接に関係しています。糖尿病の方はそうでない方に比べ、アルツハイマー型認知症や血管性認知症、さらにはフレイルの発症リスクが高いことがわかっています。当科では「フレイル外来」と緊密に連携しており、認知機能やフレイルの評価を行うことができます。これをもとに、お薬の飲み忘れ対策、フレイル予防のための食事、運動指導など、トータルなサポートを行います。
甲状腺の病気(バセドウ病や橋本病など)も診てもらえますか?
はい、当科には内分泌の専門医もおります。甲状腺疾患は高齢の方では「なんとなく元気がない」「食欲がない」といった加齢に伴う症状と区別がつきにくいことがあります。血液検査や超音波検査(エコー)を用いて、的確な診断と治療を行います。甲状腺腫瘍の診療も行っています。
副腎や下垂体の病気についても相談可能ですか?
はい。副腎腫瘍や下垂体機能低下症などの内分泌疾患についても幅広く対応しています。高血圧や肥満にホルモンの過剰が、疲れやすさなどにホルモンの不足が関係していることもあります。必要に応じて負荷試験(一部入院精査)などを行い、専門的な視点から治療方針を決定します。
他の病院で「血糖値が安定しない」と言われました。紹介状は必要ですか?
当科では、地域のかかりつけ医の先生方と連携した診療を行っています。より精密な検査や治療方針の見直しが必要な場合は、ぜひ紹介状をお持ちの上、ご受診ください。多職種チーム(医師、看護師、薬剤師、栄養士)が一体となってサポートいたします。糖尿病学習のための短期的な入院にも対応しています。
インスリンポンプ治療にも対応していますか?
はい。当科では1型糖尿病を中心に、インスリンポンプを使用した方にも対応しており、新規の方への導入もおこなっています。CGMと連動したインスリンポンプ(SAP)は、低血糖を予防し、安定した血糖コントロールを得るために非常に有効です。
肥満症の治療はおこなっていますか?
はい。当院では肥満症の方の減量治療も行っています。管理栄養士と連携した栄養指導や運動指導をおこない、目標をたてて無理のない減量をめざします。必要な場合には、肥満症治療薬を用いることもあります。