IKIKI NAVI

いきいきナビ

医療健康コラム

救急科のご紹介

2024年07月31日
救急科 部長 青景聡之

救急科のご紹介

皆様、こんにちは。4月より東京都健康長寿医療センター救急科の部長を務めさせていただくことになりました青景聡之と申します。前職の岡山大学では救命救急センターにて勤務しながら、高齢者救急医療学講座の一員として高齢者救急の課題と解決策について研究してきました。このたび、東京都健康長寿医療センターで働けることを非常に嬉しく思います。

救急科01

近年、医療の高度化・専門化が進む一方で、各専門分野の間に空白が生じています。それに対して、救急搬送の数は人口減少にもかかわらず増加の一途をたどっています(図1)。

このような状況において、分野という垣根を超えて対応できる総合的な問題解決能力を持つ救急医の需要は高まるばかりです。私は救急医療において、迅速な対応(Speed)、患者や家族への共感(Sympathy)、科学的な思考(Science)が重要だと考えています。

救急外来は、社会全体を反映しており、最先端の医療を必要とする患者から、受け入れ先のない社会的弱者まで、多様な患者が訪れます。私たち東京都健康長寿医療センター救急科は、地域の多様なニーズに応えるべく、引き続き地域貢献に努め、皆様の期待に応えられるよう努力してまいります。

当センターの診療体制

当センターの診療体制は、一般救急においては二次救急病院(入院や手術を要する重症患者を受け入れる救急医療を提供する病院)であり、そのほか循環器内科、心臓血管外科、脳神経内科、脳神経外科がCCUネットワーク、大動脈スーパーネットワーク、脳卒中ホットラインからの重症急患を受け入れています。高齢者専門病院という特性上、救急搬送患者数の約70%は70歳以上です。急患の内容は急病や小さな事故によるケガ、突発的な発熱など、遭遇頻度の高い疾患・外傷が多いです。私たちの目指すのは、単に命を救うことだけではなく、患者様一人一人の背景に寄り添い、最適な医療を提供することです。そのためには、救命だけでなく、終末期医療を含め、治療の選択肢を幅広く検討していく所存です。

救急外来の診療体制

救急患者の対応は救急外来で診療を行います。診療は、救急科医師および各科救急担当の医師が行っています。夜間休日は、病院全体当直勤務を行っており、内科系医師1名、外科系医師1名、研修医・専攻医2名で担当します。病棟内には循環器当直医・脳神経当直医が常に1名おり、相談ができる体制をとっています。緊急血管造影・緊急手術などにも即座に対応し、術後は集中治療室で管理を行います。

救急科03
救急科02
救急外来 受診予約方法
急患は24時間電話で受け付けております。
受診を希望される際は必ずお電話にてお問い合わせください。
電話 03-3964-1141(代表)
詳細は以下URLをご一読ください。
最新記事
文字拡大・縮小 白黒反転表示 音声読み上げ