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医療健康コラム

栄養サポートチーム(NST)を紹介します

2024年07月31日
NST専任管理栄養士 松本あい

栄養サポートチーム(NST)という言葉を聞いたことはありますか?
栄養サポートチームとは、患者さんに適した栄養管理を提供するために、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、言語聴覚士等で構成された栄養管理の専門チームになります。

栄養サポートチームのイメージ

当センターの栄養サポートチームは、入院中の患者さんで「なんらかの原因で食べることができない」「食べる量が急に減ってきた」「体重減少や栄養状態が悪い」「大きな褥瘡がある」など栄養管理の心配がある患者さんに、週1回、栄養状態を評価し、適切な栄養投与方法を主治医へ提案し、栄養状態、全身状態の改善を支援する活動を行っています。

当センターの栄養サポートチームの特徴の一つは、多科の医師で構成され、週ごとに担当する医師が交代しながら、それぞれの専門性を活かした提案が出来ることです。メディカルスタッフと一緒に多方面から意見を出し合い、主治医へ栄養療法の提案をしています。

NST02回診の様子
NST03カンファレンスの様子

第2の特徴は、高齢の患者さんが多いため、摂食嚥下評価の依頼が多いことです。(次ページ参照)言語聴覚士がメンバーの中心となって嚥下評価を行っており、食事提供可能な場合は管理栄養士と安全に食べられる食事内容を検討しています。

また、看護師は摂食嚥下障害看護認定看護師の資格を取得しており、経口摂取を行う機能評価に留まらず、患者さんにあった介助方法など食環境の提案も行っています。

NST04

第3の特徴は、歯科医師がメンバーにおり、お口の状態や入れ歯の具合の確認も行い、必要に応じて歯科受診の提案をしています。

また、食事が十分な量を食べられない患者さんの場合は、管理栄養士が食事量の調整や少量で効率よく栄養がとれる補助食品の提案を行います。

更に薬剤師が点滴の種類や安全に投与するためのポイント、臨床検査技師が血液検査の結果から患者さんの状況の説明や検査項目の提案を行うこともあります。

疾病治療を行う上で良い栄養状態を保つことは大切です。口から食べることは勿論ですが、点滴や経腸栄養剤も併せて色々な方法を多職種のチームで検討し、主治医へ提案できることが栄養サポートチームの強みです。

栄養サポートチームの介入は主治医の指示が必要です。入院中の栄養管理のことで心配なことがありましたら主治医へご相談下さい。

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