SENIOR
総合内科・高齢診療科

研修の特徴

  • 高齢者の特性について理解を深めながら、疾患の治療にあたります。
  • 緊急入院や予定入院患者の担当医として治療を行い、治療と並行して患者さんの生活背景を考慮しながら、多職種と協力のうえ快適な在宅療養生活につなげていきます。
  • 食欲不振、体重減少、不明熱の原因精査、転移性腫瘍精査等を行い、専門性の高い治療が必要な場合には専門診療科に紹介します。
  • 嚥下機能評価、フレイル評価を積極的に行い、栄養指導や運動指導を行います。
  • 地域包括ケア病棟にて、多職種と協力して在宅支援を行います。
  • 外科系診療科や地域の診療所と連携し、ポリファーマシー対策に力を入れています
  • ポリファーマシー対策を意識することで、頻用薬の副作用などを熟知し、患者の身体機能に応じた薬物治療を勘案し薬の簡素化に繋げます。
  • 週 1 回半日、総合内科外来を担当し、多彩な疾患についての診察を行います(図を参照)
  • 「歳のせい」で見過ごしがちな症状に対しても患者が納得するよう診療を行い、患者の病状に応じた対策を患者と共に考えていきます。
高齢診療科・総合内科_01

取得できる資格

日本内科学会総合内科専門医、日本老年医学会老年科専門医

指導医

指導医の名前 資格と指導体制
岩切 理歌 日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本老年医学会専門医・指導医、日本血液学会専門医 総合診療医検討委員会特任指導医
大川 庭煕 日本内科学会認定医、日本循環器病学会循環器専門医 総合診療医検討委員会特任指導医
濱谷 広頌 日本内科学会総合内科専門医、日本老年医学会専門医・指導医、日本呼吸器学会専門医
濱谷 広頌 日本内科学会総合内科専門医、日本老年医学会専門医・指導医、日本呼吸器学会専門医
中山 智博 日本内科学会認定医、日本プライマリー・ケア連合学会専門医、家庭医療専門医

内科専門医を取得するために経験できる症例や技能

感染症一般、嚥下機能障害、気管支喘息、心不全、脱水症、電解質異常、転移性腫瘍、原発不明癌、不明熱、体重減少、摂食障害など。
中心静脈カテーテル、PICCカテーテルの挿入も行っていただきます。

専門医を取得するために経験できる症例や技能

  • 老年症候群 (歩行障害・転倒、認知機能障害、抑うつ、排泄障害、栄養障害、摂食・嚥下障害、褥瘡)や感染症(嚥下性肺炎、蜂窩織炎、尿路感染症など)の評価と介入
  • フレイルの評価
  • 週1回のポリファーマシーカンファレンス(薬剤科と合同で問題症例について検討)
  • 地域包括ケア病棟における退院支援(看護師、医療ソーシャルワーカーと協働で行う)
  • 月1回の抄読会

他の病院との連携

東京大学医学部付属病院老年病科
杏林大学医学部付属病院高齢診療科
東京科学大学病院総合診療科
当センター研究所との合同研究

メッセージ

 当科は科学研究費助成事業(科研費)の支援を受け、高齢者の薬物起因性老年症候群に関する研究を進めており、ポリファーマシー対策に力を入れています。臨床と研究を両輪とした診療を実践しており、研修医も日常診療を通して研究的な視点で学ぶことができます。
 高齢者が急増する中、ご自分の Subspeciality に関わらず、高齢者特有の老年症候群やポリファーマシー対策、フレイル予防対策を知ることは重要です。高齢者においては、疾患の治療を行うだけで快適な生活に戻れるとは限りません。また、加齢に伴い認知機能や生活機能が低下するため、劣悪な環境の中で生活されていることも少なくありません。さらに介護負担が大きくなっているご家族にも目を向ける必要があります。現在の高齢化社会の実情、そして高齢者をとりまく地域包括ケアシステム、介護資源について熟知しておく必要があります。総合内科・高齢診療科では、疾患の治療だけでなく、退院後の療養生活がより快適になることを目指して診療をおこなっています。当科で短期間でも学んでいただくことは、今後の医師としての人生に必ず役に立つと思います。1か月の研修からお受けしますので是非ご検討下さい。

総合内科・高齢診療科
総合内科・高齢診療科
文字拡大・縮小 白黒反転表示 音声読み上げ