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新専門医制度で病理専門医を目指すには、専門医機構を通じて病理専門医研修プログラムの基幹病院に登録し、専攻医(後期研修医)としてプログラムに沿って研修することが必要です。東京都健康長寿医療センターでは、「東京都健康長寿医療センター病理専門医研修プログラム」を策定し基幹病院としての役割を担っています。また、下記に示す病院の連携病院にもなっています。
研修の特徴
1.病理解剖例を通して総合的に病態を理解する
当センターは伝統的に病理解剖を重視しており、剖検例から疾患を総合的に理解する機会に恵まれ、病理医にとって病理診断能の向上に役立っています。さらに、本邦を代表するブレインバンクが併設されており、認知症・神経変性疾患を含む神経病理に関する専門知識を身につけることもできます。
2.研究所の併設
研究所が併設されているため、生検・手術・病理解剖・細胞診のいずれの検体にも、最新の分子病理学的手法を積極的に用いて検討する環境が整っています。また、研究所老年病理学研究チームと協力体制にあり、高齢者がん研究チーム、神経病理研究チームと協力して診断業務、研究を遂行しています。
3.柔軟な研修スケジュール
専攻医の能力、性格、生活に合わせて柔軟な研修スケジュールを選択することが可能です。当センターの連携施設は下記の通りです。
研修スケジュールについては東京都健康長寿医療センター病理専門医研修プログラムをご覧ください。
連携施設
- 帝京大学附属病院病理診断科
- 国立がん研究センター中央病院病理・臨床検査科
- がん研究会有明病院病理診断科
- 東京都立駒込病院・病理科
- 埼玉県立がんセンター病理診断科
- 豊島病院検査科病理
- 東京警察病院病理診断科
- 東京都立松沢病院検査科
- 多摩北部医療センター病理診断科
- 練馬総合病院臨床検査科病理
- 大田病院検査科
取得できる資格
- 死体解剖資格:2年間、20例以上の病理解剖例を経験することにより死体解剖資格を取得することができます。
- 病理専門医:専門医機構認定の当センターの研修プログラムに則り3年間の研修後、病理専門医の受験資格が得られます。
- 細胞診専門医:日本臨床細胞学会の教育研修施設でもあり、細胞診専門医の受験資格を得ることができます。
- 分子病理専門医:病理専門医を取得後、日本病理学会が規定する研修を受け、がん拠点病院などのエキスパートパネルに参加することで、分子病理専門医を受験することができます。
- 神経病理認定医:日本神経病理学会の研修施設になっているので、病理専門医取得後、一定の研修を積むことにより、受験することができます。
研修終了後の進路
3年間の研修を終了後、種々の選択肢が用意されています。当センターで研修した専攻医の進路は下記の通りです。
専門医取得後、大学院への進学も紹介できます。一部の大学では社会人大学院生として当センターで働きながら、学位取得を目指すことも可能です。
| 過去の実績 | 東京都健康長寿医療センター病理診断科
東京都健康長寿医療センター研究所老年病理学研究チーム(高齢者がん) 松波総合病院病理診断科 聖路加総合病院病理診断科 国立がん研究センター中央病院病理・臨床検査科 大阪国際がんセンター病理診断科 高知医療センター病理診断科 日本医科大学大学院(病理学) 京都大学大学院(法医学) 東京女子医科大学八千代医療センター病理診断科 |
メッセージ
病理解剖例を中心にじっくりと病理学全般の研修を目指す先生方をお待ちしております。当科は国内のみならず、海外の施設との共同研究も行っており、学会発表、論文発表も積極的に行っています。病理診断の向上のみならず、研究に興味を持っている先生方にも満足できる研修になると思います。