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放射線治療科

よくある質問

放射線治療とは、どのような治療ですか?
放射線(高エネルギーのX線や電子線など)を病巣やその周囲に照射して、病巣の増殖を抑えたり死滅させる治療です。手術のように身体を切る必要がないため、体力の低下している方や手術が難しい高齢の患者さんでも、安心して安全に受けられる可能性があります。
放射線治療は痛いですか? 照射中に熱さを感じますか?
放射線そのものは、目に見えず、痛みも熱さも全く感じません。1回の治療(照射)にかかる時間は数分程度ですが、治療中は、治療ベッド上で動かないでいただくことが大切です。同じ体位がつらい場合は、特殊な敷物や鎮痛剤などを用いて患者さんと相談しながら苦痛緩和に努め治療を行います。お着替えや準備を含めても15〜20分程度で終了します。
高齢でも、最新の高精度な治療を受けられますか?
当センターでは、最新の放射線治療装置(リニアック)を導入しており、強度変調回転放射線治療(VMAT)や定位放射線治療(ピンポイント照射)などの高精度な治療を行っています。これらは病巣の形状に合わせた治療ができるため、周囲の正常な組織への影響を最小限に抑え、高い治療効果を得ることが可能です。
「緩和的照射(かんわてきしょうしゃ)」とは何ですか?
がんの進行や転移による痛みや出血、息苦しさなどの「つらい症状」を和らげることを目的とした治療です。特に骨に転移したがんによる痛みに対しては、放射線治療を行うことで多くの方が痛みを軽減でき、生活の質(QOL)の向上に非常に有効です。
放射線治療の副作用(後遺症)が心配です。
副作用には、治療中に出る「急性」のものと、数ヶ月〜数年後に出る「遅発性」のものがあります。照射する場所によって異なりますが、当科では高精度な装置を用いることで、副作用のリスクを大幅に減らしています。診察時に、担当医がお一人おひとりの照射部位に合わせた具体的なリスクを丁寧にご説明します。
毎日通院しなければなりませんか? 入院は必要ですか?
放射線治療は通常、土日祝祭日を除いて毎日行いますが、1日の拘束時間が短いため、多くの方が自宅から通院で治療されています。
ただし、遠方の方や体力的に通院が難しい場合には、入院して治療を受けることも可能です。主治医や地域連携室と相談して決定します。
治療期間はどのくらいかかりますか?
治療の目的やがんの種類によって異なりますが、1回で終わるものから、1ヶ月〜1ヶ月半(20回〜30回程度)かかるものまで様々です。
高齢の患者さんの場合は、できるだけ通院の負担を減らすため、安全性が確保できる範囲内で1回の照射量を調整し、回数を少なくする工夫を行うこともあります。
心臓病や糖尿病、ペースメーカーがありますが、治療できますか?
当センターは総合病院ですので、循環器内科や糖尿病内科などと連携し、全身状態を管理しながら治療を行うことが可能です。ペースメーカーや持続グルコースモニタリングデバイス(CGM)をお使いの方は、放射線の影響を確認する必要があるため、必ず事前にお申し出ください。
治療期間中の生活で気をつけることはありますか?
普段通りの日常生活をおくりながら治療することができる事は、放射線治療の特徴の一つであり、専門の医師・技師・看護師が相談にのりながら治療を行います。照射部位の皮膚は日焼けのようにデリケートになるため、こすったり刺激の強い石鹸を使ったりしないようなど、治療の部位に応じたアドバイスを行いながら治療をすすめます。食事や入浴など、普段通りの生活を送っていただいて構いません。バランスの良い食事と十分な睡眠を心がけ、体力を維持することが大切です。
紹介状が必要ですか?受診の流れを教えてください。
当センター放射線治療科は完全予約制です。まずは現在がんの治療を受けている主治医(外科や内科など)にご相談いただき、紹介状(診療情報提供書)と画像データをご準備後、病院(主治医)を通してご連絡ください。当科の専門医が診察し、治療計画専用のCT撮影を行った後、適切な照射スケジュールを決定します。
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