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診療科・センター・部門
中央診療部門
リハビリテーション科
よくある質問
- リハビリテーション科では、どのような方が対象になりますか?
- 高齢者のリハビリで特に重視していることは何ですか?
- 手術後早期からリハビリを始めても大丈夫でしょうか?
- 食事の時に「むせ」たり、うまく飲み込めなくて食事量が減っています。リハビリの対象になるでしょうか?
- 「心臓リハビリテーション」とはどのようなことをするのですか?
- がんの治療中あるいは前後、(または緩和ケア中)でもリハビリは受けられますか?
- 認知症の方へのリハビリテーションはどのように行われますか?
- リハビリテーションにはどのような専門スタッフがいますか?
- 入院中だけでなく、退院後もリハビリを続けられますか?
- 回復期リハビリテーション病院への転院についても相談できますか?
リハビリテーション科では、どのような方が対象になりますか?
原則、入院中の急性期の方が対象になりますが、脳卒中、心疾患、肺炎などの急性期疾患を治療中の方や、骨折・人工関節などの術後の方、さらにがん治療中の方まで幅広く対象となります。当科では、病気や怪我によって低下した身体機能や日常生活活動(ADL)の回復を目指し、その人らしい生活を取り戻すための支援を行います。
高齢者のリハビリで特に重視していることは何ですか?
高齢の方は、短期間の安静でも筋力低下や関節の拘縮が進む「廃用症候群」や、心身の活動量が低下して、介護が必要となる前段階の「フレイル」の状態に陥りやすい傾向があります。当科では、入院早期からの「超早期リハビリテーション」を実践し、これらの二次的な機能低下を最小限に抑えることを最も重視しています。
手術後早期からリハビリを始めても大丈夫でしょうか?
はい。できるだけ早期から医師、看護師、理学療法士などが緊密に連携し、患者さんの全身状態(血圧や心拍数など)を厳密にチェックして、リスクを管理しながら進めています。早期にベッドから離れ、座る・立つ・歩くといった動作を再開することは、肺炎や血栓症などの合併症予防にも非常に有効です。
食事の時に「むせ」たり、うまく飲み込めなくて食事量が減っています。リハビリの対象になるでしょうか?
食事中に「むせ」たり、うまく飲み込めない状態は、嚥下機能(飲み込む力)の低下が関係している場合があり、嚥下リハビリテーションの対象となります。必要に応じて、VFSS(嚥下造影検査)などの検査も実施しています。嚥下障害のリハビリテーションを専門とする医師(摂食嚥下リハビリテーション認定士)と言語聴覚士、栄養士などが連携し、患者さんの状態に合わせた食事形態の調整や、お口まわりの筋力トレーニングなどをご提案いたします。
「心臓リハビリテーション」とはどのようなことをするのですか?
心不全や心筋梗塞、心臓手術後の患者さんが対象です。心臓への負担を適切にコントロールしながら、有酸素運動や筋力トレーニング、生活習慣の改善指導を行います。これにより、再入院の防止や運動能力の向上、精神的な安定を図り、社会復帰や自立した生活を支えます。
がんの治療中あるいは前後、(または緩和ケア中)でもリハビリは受けられますか?
はい。これを「がんのリハビリテーション」と呼びます。がんに抵抗するための体力や免疫力を高め、がんそのものによる痛みやだるさ、治療の副作用による体力低下を和らげ、可能な限り活動的な生活を維持できるようサポートします。緩和ケア病棟でも、必要に応じてリハビリを提供しています。
認知症の方へのリハビリテーションはどのように行われますか?
認知症の進行には、ご家族の認知症に対する理解が大きく関わっています。ご家族が認知症の患者さんを温かく見守れる環境を作るとともに、身体的なリハビリを組み合わせることで、日常生活での「できること」を維持・拡大して、患者さんの尊厳を回復します。認知症の前段階の軽度認知障害(MCI)の外来診療に携わる医師と臨床心理士(CP)が中心となり、患者さんの生活歴や個性を尊重した、安心感のある関わりを大切にしています。こちらにFAQアンサー
リハビリテーションにはどのような専門スタッフがいますか?
リハビリテーション科専門医のもと、理学療法士(PT:歩行や基本動作)、作業療法士(OT:食事や着替えなどの日常生活、手先の動作)、言語聴覚士(ST:話す、聞く、食べる)がチームを組んでいます。さらに、看護師、薬剤師、管理栄養士、ソーシャルワーカーとも連携し、多職種でトータルケアを行います。
入院中だけでなく、退院後もリハビリを続けられますか?
入院中のリハビリで目標を達成した後は、住み慣れた地域でリハビリを継続できるよう調整します。地域のケアマネジャーや訪問リハビリ、デイケアなどと情報を共有し、切れ目のないサポート体制を整えます。
回復期リハビリテーション病院への転院についても相談できますか?
はい。急性期の治療が終わった後、さらに集中的なリハビリが必要な場合は、連携している「回復期リハビリテーション病院」などへの転院をスムーズに進められるよう、ソーシャルワーカーが詳しくご説明し、手続きをサポートいたします。