診療科・センター・部門
内科系
総合内科・高齢診療科

特徴

丁寧な対話と迅速な検査で、早期治療に繋げます。

  【総合内科:月~金曜日の午前午後】
発熱やお痛みなどの急性症状に対し、速やかに血液検査や画像検査を行います。感染症や脱水症など点滴治療が必要な場合は入院にて治療を行います。一方、心疾患、脳卒中、消化管出血など専門的な検査や治療が必要な場合には、専門診療科に紹介し早期治療に繋げます。
慢性的な食欲不振や体重減少などについての原因精査は、患者さんやご家族と時間をかけて相談しながら検査計画を立案します。 

図1外来初診患者さんの受診理由
図2高齢者に多い老年症候群

診察・検査例

食欲不振、体重減少

食欲が低下すると、第一に胃腸の病気や悪性疾患を心配されるのではないかと思いますが、高齢の患者さんにおいては、食欲低下の原因は多岐にわたります。血液検査や画像検査を行いますが、内臓に治療すべき疾患が見つかるとは限りません。内服中の薬による副作用や口腔内のトラブル、治療中の疾患の悪化、認知症、老人性うつ、加齢による生理的変化などが原因であることも少なくありません。様々な原因を念頭において診察・検査を行います。

図3食欲不振・体重減少の原因精査

フレイル予防対策

【フレイル外来連携枠:火の午後】 歩行速度、筋力、バランス機能、認知機能、老人性うつの評価、生活機能の評価などを行います。

フレイルとは、加齢と共に身体の活力が低下し、要介護状態に近づくことです(図4)。フレイルの原因は、図5に示すような原因でおこります。フレイル外来にて、図5に示すような評価を行い、結果に応じて運動指導、栄養指導、社会参加への提案を行い、要介護状態に陥らない対策を立てます。著しい認知機能低下や、身体機能の低下が明らかな場合には、脳神経内科や整形外科などにご紹介する場合もあります。
フレイルの評価を行うとMCI(軽度認知障害)が判明する方が少なくありません。しかし、MCIの段階で運動を行い、食事に気を付け、認知トレーニングを行うことで認知症の発症を遅らせることが可能です。
フレイル状態であっても、「運動すること」「タンパク質の多い食事をよく噛んで食べること」「社会参加をすること」をバランスよく実践することで健康な状態に体を戻すことが可能です(図6)。



図4年齢と心身機能の関係

図5フレイル原因と評価項目

図6フレイル予防は運動、栄養、社会参加

ポリファーマシー対策

【ポリファーマシー外来:火、木の午後】
内服薬についての理解を深めてもらい、生活習慣の指導を行いながら症状緩和薬の調整を行うことに注力しています。

薬を内服することにより、不快な症状が出てしまう、飲み残しが多く治療がきちんと遂行されない、複数の診療科から効果が同じ薬が出されるなど、薬の関連する問題すべてを総括してポリファーマシーと呼んでいます。
多くの薬は体の中で効果を発揮した後、肝臓で代謝され腎臓から排泄されます。加齢により腎臓の機能が低下すると薬が体に蓄積しやすくなるため、同じ薬を同じ量飲んでいても、体の機能の低下に伴い相対的に薬の量が多くなり、効き過ぎによる症状が気づかないうちに出ていることがあります。
しかし、薬は生命を維持していく上で重要な役割を果たしていますので、勝手に止めるわけにはいきません。薬を処方している主治医とよく相談のうえ、薬の内容や量について調整する必要があります。当センターにおけるポリファーマシー対策を示します(図7)。


図7ポリファマーシー対策

主な対象疾患・検査方法

【外来診療】

  • 急性疾患:発熱、咳嗽などの呼吸器症状、腹痛、下痢などの消化器症状の精査・加療。
  • 老年症候群体重減少、倦怠感、浮腫などの精査。
  • ポリファーマシー内服の必要性について説明、有害事象有無の確認、症状緩和薬の調整。

【入院診療】

  • 感染症(肺炎、尿路感染症、蜂窩織炎など)、脱水症の治療
  • 食思不振、不明熱、貧血、悪性腫瘍などの精査
  • 要介護状態の在宅療養患者に対する1~2週間程度のレスパイト

初診の患者さん 

  • 予約センターにてご予約下さい(03-3964-4890 予約室直通 受付は9時から17時)
    総合内科・高齢診療科外来:月、火、水、木、金の9時から11時、13時~15時
  • 物忘れや認知症の診察のみをご希望の場合は、物忘れ外来への予約受診をお勧めします。
  • 予約外受診の場合、お待たせしてしまうことがありますのでご承知おきください。
  • お薬手帳を必ずご持参ください。
  • 診察をスムーズに進めるために、なるべく診療情報提供書をご持参ください。
  • 患者さんとは別室でお話を伺ったほうがよい場合は、問診票を受け取る際にスタッフにお申し出いただくか、メモをお渡しください。
  • 37.0℃以上の発熱や、咳、喉の痛みなどを伴う場合には予め11番受付にお申し出ください。コロナ抗原検査やインフルエンザ検査を行い、陰性確認後の診察となる場合もあります(結果がでるまでに30分ほどかかります)。
  • 38.0℃以上の発熱を認める場合には、原則として救急外来における対応となります。
  • 当院は臨床研修医の教育機関の役割も担っているため、研修医が問診をとらせていただく場合がありますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

総合内科、高齢診療科外来においては、生活習慣病などの定時内服薬の処方は原則として行いません。病状が安定した後、お近くの連携医療機関にご紹介しております。

医療関係者の方

高齢者は症状が非典型的である場合が多く、どこの診療科に紹介すべきかお困りのことも多いかと思います。速やかに評価を行い、必要に応じて専門診療科に紹介いたしますので、遠慮なくご紹介ください。

原則予約制となっておりますが、紹介状をお持ちの患者さんは当日予約なしでもお受けしています。予め医療連携係にご一報いただけますと時間調整が可能ですのでご協力いただけますと幸いです。当日入院が必要な患者さんや、15時以降の緊急受診の場合は、救急外来へのご案内となる場合もございますので予めご了承ください。  

大切な患者さんを丁寧に診察することをスタッフ一同心がけておりますで、よろしくお願い申し上げます。

ご予約

  • 前日までのご予約は予約センターにて承ります。
    TEL:03-3964-4890 受付は9:00から17:00 予約センター直通
  • 当日のご予約、入院相談は連携室にご連絡ください。ご病状によっては救急外来にご案内いたします。
    TEL:03-3579-6963 受付は9:00から17:00 連携室直通電話

在宅医療連携病床

特徴

在宅医療を行っている連携医を支援する病床です。 連携医の訪問診療を受けている患者さんが、在宅での療養生活を安心して継続していくため、連携医の依頼に応じて全身状態や摂食嚥下機能、褥瘡などの評価を行います。その結果により治療に結びつけたり、今後の療養生活に必要な情報を提供していきます。

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