- 東京都健康長寿医療センター(病院)
- 診療科・センター・部門
- 内科系
- 感染症内科
- よくある質問
診療科・センター・部門
内科系
感染症内科
よくある質問
- 感染症内科ではどのような病気を診ているのですか?
- 原因のわからない熱(不明熱)が続いています。受診したほうがよいですか?
- 抗生物質(抗菌薬)を飲むときに気をつけることはありますか?
- 高齢者に多い「尿路感染症」を繰り返してしまいます。予防はできますか?
- インフルエンザや新型コロナウイルスなどの呼吸器感染症にはどう対応していますか?
- 成人や高齢者が受けるべきワクチン(予防接種)には何がありますか?
- どのようなワクチンを受けるべきか、個別に相談することは可能ですか?
- 「多剤耐性菌」が見つかったと言われました。治療は難しいのでしょうか?
- 他の診療科で入院中ですが、感染症内科の診察を受けることはありますか?
- 入院中に感染対策のために個室へ移動(隔離)することはありますか?
感染症内科ではどのような病気を診ているのですか?
当科では、細菌、ウイルス、真菌(カビ)、寄生虫などによって引き起こされる全身の病気を対象としています。肺炎や尿路感染症などの一般的なものから、原因不明の発熱、薬剤耐性菌による感染症、さらには海外旅行に関連する感染症まで、専門的な診断と治療を行います。
原因のわからない熱(不明熱)が続いています。受診したほうがよいですか?
はい。発熱が長く続く場合、感染症以外にも自己免疫疾患や腫瘍などが隠れていることがありますが、まずは感染症の有無を詳しく調べる必要があります。高齢の方は症状がはっきり出ないことも多いため、血液検査や画像検査、微生物学的検査を組み合わせて、熱の原因を迅速に特定します。
抗生物質(抗菌薬)を飲むときに気をつけることはありますか?
抗菌薬は、医師に指示された期間と量を守って正しく服用することが極めて重要です。自己判断で途中で止めたり、余った薬を飲んだりすると、菌が薬に対して抵抗力を持つ「薬剤耐性菌」が発生する原因になります。当科では、効果を最大化し副作用を最小限に抑える「抗菌薬適正使用」を推進しています。
高齢者に多い「尿路感染症」を繰り返してしまいます。予防はできますか?
高齢の方は、加齢に伴う体の変化や持病の影響で尿路感染症(膀胱炎や腎盂腎炎)を繰り返しやすくなります。当科では適切な治療を行うとともに、再発を防ぐための生活習慣の指導や、根本的な原因(前立腺肥大や結石など)がないか他科と連携して評価を行います。
インフルエンザや新型コロナウイルスなどの呼吸器感染症にはどう対応していますか?
流行状況に合わせ、迅速な診断と適切な抗ウイルス薬の処方を行っています。特に重症化リスクの高い高齢の患者さんに対しては、入院管理下での治療や、二次的な肺炎の合併を防ぐための厳重な経過観察を行っています。また、院内感染防止策の徹底にも力を入れています。
成人や高齢者が受けるべきワクチン(予防接種)には何がありますか?
肺炎球菌、インフルエンザ、新型コロナウイルス、帯状疱疹、RSウイルスなどのワクチン接種を推奨しています。これらの予防接種は、感染を防ぐだけでなく、重症化を防ぎ、健康長寿を実現するために非常に有効です。ご自身の持病や体力に合わせた接種スケジュールについても相談可能です。
どのようなワクチンを受けるべきか、個別に相談することは可能ですか?
はい。高齢者の方は多くの持病をお持ちのことが多いため、それぞれの健康状態や過去の病歴に合わせて、どのタイミングでどのワクチンを優先すべきか、専門的な見地からアドバイスを行っています。
「多剤耐性菌」が見つかったと言われました。治療は難しいのでしょうか?
多くの薬が効かない多剤耐性菌の治療には、高度な専門知識が必要です。当科では、細菌検査の結果を詳しく解析し、効果が期待できる薬の組み合わせを慎重に選択します。また、他の患者さんへ広がらないよう、専門の対策チームが徹底した感染管理を行います。
他の診療科で入院中ですが、感染症内科の診察を受けることはありますか?
はい。外科手術後の感染症や、他の病気の治療中に起きた複雑な感染症など、主治医と連携して診断や治療方針の助言を行う「コンサルテーション」を活発に行っています。病院全体で質の高い感染症診療を提供できる体制を整えています。
入院中に感染対策のために個室へ移動(隔離)することはありますか?
他の患者さんへの伝播を防ぐため、一時的に個室への移動をお願いすることがあります。これは周囲の安全を守るための大切な措置です。その際の対応については、ご家族へも丁寧にご説明し、安心していただけるよう配慮いたします。