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診療科・センター・部門
外科系
呼吸器外科
低侵襲、そして安全な手術を。
当科では高齢の患者さんや心疾患・腎疾患・糖尿病などの併存疾患をお持ちの方を数多く受け入れ、他科と連携した全身管理のもとで、ロボット支援下手術をはじめとする低侵襲手術を行っています。
| 3名 呼吸器外科医 | 2024年~ ロボット支援下手術 導入 | 10代~80代 全年齢層に対応 |
特徴
高齢者医療の経験を、すべての世代の安全へ。
他の医療機関と比較して、当センターは高齢の患者さんの割合が高く、手術を受けられる多くの方に心疾患・腎疾患・糖尿病などの併存疾患がみられます。病院全体で培った高齢者医療の知見を、幅広い世代の手術の安全性向上に生かしています。
01 / 併存疾患への対応
他科と連携した周術期の全身管理
病院全体で高齢者医療に特化し、その特性を生かして他科と連携しながら手術前後の全身管理を行っています。
他科と連携した周術期の全身管理
病院全体で高齢者医療に特化し、その特性を生かして他科と連携しながら手術前後の全身管理を行っています。
02 / フレイル評価
ほぼ全例で術前の筋力・認知機能評価を実施
その結果をもとに個々の全身状態に応じて手術適応を慎重に判断し、無理のない治療方針をご提案します。
ほぼ全例で術前の筋力・認知機能評価を実施
その結果をもとに個々の全身状態に応じて手術適応を慎重に判断し、無理のない治療方針をご提案します。
03 / 全年齢層への対応
10〜20歳代の自然気胸にも対応
高齢者の周術期リスク管理で培った経験を生かし、全年齢層において安全性の高い手術を心がけています。
10〜20歳代の自然気胸にも対応
高齢者の周術期リスク管理で培った経験を生かし、全年齢層において安全性の高い手術を心がけています。
診療体制:呼吸器外科医3名が在籍し、肺・縦隔・胸膜・胸壁などの胸部疾患を中心に、幅広い疾患の診断および治療(手術)を行っています。(スタッフ紹介はこちら)

主な対象疾患と治療
各診療科と連携し、低侵襲かつ積極的な外科的切除・生検を行います。
- 悪性腫瘍:原発性肺がん、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍、胸壁腫瘍など
- 良性腫瘍:過誤腫、肺動静脈瘻など
- 良性疾患:気胸(自然気胸・続発性気胸)
- 感染性疾患:膿胸・肺膿瘍(非定型抗酸菌症・アスペルギルスなど)
- 胸部外傷:外傷性血胸・外傷性気胸など
- その他:原因不明なリンパ節腫大、胸膜肥厚など
上記疾患に関して、若年から超高齢者まで幅広く対応しております。
治療の選択肢
疾患の進行度に合わせて、最適な術式を。
手術は基本的に低侵襲術である「内視鏡手術:ロボット支援下手術、胸腔鏡下手術」を行っており、疾患の進行具合に合わせて適宜「開胸手術」にも対応しています。ロボット支援下手術

1cm創部× 4か所
3〜4cm創部× 1か所(計5か所)
ダヴィンチXiシステムによる精密操作が可能。肺葉切除・縦隔腫瘍切除に積極的に適応。
3〜4cm創部× 1か所(計5か所)
ダヴィンチXiシステムによる精密操作が可能。肺葉切除・縦隔腫瘍切除に積極的に適応。
胸腔鏡下手術

1cm創部× 2〜3か所
3〜4cm創部× 1か所
(計3〜4か所)
内視鏡下で行う標準的な低侵襲手術。
3〜4cm創部× 1か所
(計3〜4か所)
内視鏡下で行う標準的な低侵襲手術。
開胸手術

8〜15cmの創部
肋骨や筋肉は可能な限り温存し、必要時のみ切除。
肋骨や筋肉は可能な限り温存し、必要時のみ切除。
内視鏡手術支援ロボット「ダヴィンチXiシステム」
「ダヴィンチ」は、医師が操作する手術支援ロボットです。医師はコンソールと呼ばれる操作席に座り、3D画面で拡大された体内の映像を見ながら、患者さんの体に挿入した精密なロボットアームを遠隔で操作します。
医師の手の動きがそのままロボットの鉗子に伝わる仕組みで、人の手では難しい繊細な動きを、より正確に再現しながら手術を行うことができます。当センターでは2024年より導入し、肺葉切除・縦隔腫瘍切除に対し積極的に適応しております。
ダヴィンチXiシステム 操作の様子◇「ダヴィンチ」手術の適応疾患
肺がん・肺腫瘍・縦隔腫瘍
◇「ダヴィンチ」手術のメリット

当科における実績

※2023年より現体制
治療の流れ
初診から退院まで、5つのステップ。
実際の日数は疾患・術式・体力面の状態により変わります。以下は標準的な流れの目安です。| STEP1 | 初診 1日目 医師が症状やこれまでの病歴をお伺いします。治療方針について、ご本人・ご家族に分かりやすく説明します。 |
| STEP2 | 検査 血液検査、画像検査(レントゲン・CT・PET・MRIなど)で病変の進展度を確認。呼吸機能検査・心エコーに加え、フレイル検査で体力面・精神面から手術に耐えられるかを確認します。 *手術前に必要な検査はすべて当院において施行可能です |
| STEP3 | 入院・手術 基本的には手術前日に入院します(基礎疾患によっては2〜3日前に入院することがあります)。 |
| STEP4 | 術後回復 術後5〜7日目 痛みの管理をしながら、食事や歩行を再開します。無理のない範囲でリハビリを進めます。 |
| STEP5 | 退院 採血・画像データが落ち着いたら退院です。ご自宅での過ごし方や、次の外来受診日をご案内します。以後外来でのフォローへ移行します。 |
ご注意
実際の入院日数や検査内容は、疾患の種類や術式、体力面の状態によって大きく変わります。特に高齢の方の場合、入院期間がやや長めになったり、リハビリの比重が大きくなったりすることも多いため、詳しいスケジュールは主治医にご確認ください。まずは、専門医にご相談ください。
呼吸器外科医3名が、患者さんお一人おひとりの状態に合わせた治療方針をご提案します。
医療関係者の方
ご紹介後は速やかに全身精査を行い、通常の検査に加えてフレイル評価なども実施し、患者さん一人ひとりに適した治療方針を検討します。治療内容については、呼吸器内科・放射線治療部・病理診断科と連携し、多角的に判断いたします。
70~80歳代の高齢の方はもちろん、若年者の治療にも対応しております。年齢に関わらず、ご不安な点やご質問がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。