- 東京都健康長寿医療センター(病院)
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診療科・センター・部門
外科系
呼吸器外科
特徴
呼吸器外科:呼吸器外科医3名が在籍し、肺・縦隔・胸膜・胸壁などの胸部疾患を中心に、幅広い疾患の診断および治療(手術)を行っています。
内視鏡手術支援ロボット:ダ・ヴィンチXiシステム
導入当センターでは2024年より内視鏡手術支援ロボット「ダ・ヴィンチXiシステム」を導入し、肺葉切除・縦隔腫瘍切除に対し、積極的に適応しております。手術は基本的に低侵襲術である「内視鏡手術:ロボット支援下手術、胸腔鏡手術」を行っており、疾患の進行具合に合わせて適宜「開胸手術」にも対応しています。
ロボット支援下手術:1cm創部を4か所、2-4cm創部を1か所(計5か所)
胸腔鏡下手術:1cm創部を2-3か所、2-4cm創部を1か所(計3-4か所)
開胸手術:8-15cm創部で手術を行います。肋骨や筋肉は可能な限り温存し必要時に切除します。
当科の特徴:他の医療機関と比較して当センターは高齢の患者さんが多く、手術を受けられる多くの方に心疾患・腎疾患・糖尿病などの併存疾患がみられます。そのため病院全体で高齢者医療に特化し、その特性を生かして他科と連携しながら手術前後の全身管理を行っています。
また当科では、ほぼすべての患者さんに術前の筋力・認知機能評価(フレイル評価)を実施し、その結果をもとに個々の全身状態に応じて手術適応を慎重に判断しています。高齢者の周術期リスク管理で培った経験を生かし、全年齢層において安全性の高い手術を心がけています。さらに、10~20歳代の若年者の自然気胸などの疾患にも対応しています。
主な対象疾患・検査方法
各診療科と連携して低侵襲かつ積極的に外科的切除・生検(診断・治療)を行っています。
- 悪性腫瘍:原発性肺癌、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍、胸壁腫瘍など
- 良性腫瘍:過誤腫など
- 良性疾患:気胸(自然気胸・続発性気胸)
- 感染性疾患:膿胸・肺膿瘍(非定型抗酸菌症・アスペルギルスなど)
- 胸部外傷:外傷性血胸・外傷性気胸など
- その他:原因不明なリンパ節腫大、胸膜肥厚など
上記疾患に関して、若年から超高齢者まで幅広く対応しております。
手術・治療・検査
手術
- 胸腔鏡下手術
- 開胸手術
- 肺葉切除、区域切除、部分切除、肺全摘
- 肺容量減少手術 など
治療
- 胸腔ドレナージ など
検査
- 気管支鏡:気管支鏡下生検、気道ステント治療、気管支腔内塞栓
- 気管支動脈塞栓
- CTガイド下肺生検 など
医療関係者の方
ご紹介後は速やかに全身精査を行い、通常の検査に加えてフレイル評価なども実施し、患者さん一人ひとりに適した治療方針を検討します。治療内容については、呼吸器内科・放射線治療部・病理診断科と連携し、多角的に判断いたします。
70~80歳代の高齢の方はもちろん、若年者の治療にも対応しております。年齢に関わらず、ご不安な点やご質問がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。