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医療健康コラム

着任のご挨拶と補聴器外来、人工内耳手術についてのご案内

2026年07月01日
耳鼻咽喉科 医長 丸山絢子
耳鼻咽喉科 丸山絢子
耳鼻咽喉科 医長
丸山 絢子(まるやま あやこ)

ご挨拶

2026 年4月より耳鼻咽喉科へ医長として着任した丸山絢子と申します。赴任前は東京科 学大学(旧東京医科歯科大学)耳鼻咽喉科に在籍しておりました。
 耳鼻咽喉科では、健康な日常生活に欠かせない感覚や能力を広く扱っています。具体的 には、聴覚、嗅覚、味覚、バランス(平衡覚)、嚥下、発声が挙げられます。いずれも加齢の影響を受けやすい領域ですが、頭頚部腫瘍などの重篤な疾患が隠れている場合や、治療や介入により症状の改善が期待できることもあります。耳鼻咽喉科専門医、専門研修指導医として、当科領域のいずれのご症状にも対応し、適切な治療や介入、アドバイスをってまいります。ご高齢の方はもちろん、小児を除くすべてのご年齢でご相談が可能です。 若年の方もお気軽にご相談ください。
 主な専門領域は聴覚、耳科領域ですので、特に当センターでの補聴器外来と人工内耳手術について、以下にご紹介いたします。

補聴器外来

術後に体の中に埋め込んだ器械と、外からの音を拾う装置(図2)を磁石でくっつけて、聴神経を直接刺激し ます(図3)。手術直後から聞こえるようになるわけではなく、外来で人工内耳の聞き取りに慣れるためリハビリが必要ですが、認知症や特定の手術を妨げる原因がなければ、ご高齢でもご相談が可能です。当センターでも 手術を行える体制が整っています。「一度試してみたい、説明を聞いてみたい」という場合にはぜひご相談ください。

人工内耳手術について

※当センター人工内耳手術の施設基準が変更となり、手術は中断しております。
対象となる方は当センターで必要な検査を行い、連携施設へご紹介すると共に、 当センターで再度手術を行えるよう目指してまいります。

コクレア1図1 体内インプラント ©株式会社日本コクレア
加齢に伴う難聴の特徴に、単純な音の聞き取りに比べて言葉の聞き取りが難しくなることがあります。最適な調整をしても、その方の余力以上の効果を得ることは残念ながら補聴器では困難です。難聴が進行し、補聴器では会話が難しい場合には、人工内耳埋込術が選択肢になります。全身麻酔で耳の後方の皮下に器械(図1)を埋め込み、電極を蝸牛(耳の奥の骨の中で、聴こえの細胞が存在する場所)に挿入します。


術後に体の中に埋め込んだ器械と、外からの音を拾う装置(図2)を磁石でくっつけて、聴神経を直接刺激し ます(図3)。手術直後から聞こえるようになるわけではなく、外来で人工内耳の聞き取りに慣れるためのリハビ リが必要ですが、認知症や特定の手術を妨げる原因がなければ、ご高齢でもご相談が可能です。当センターでも手術を行える体制が整っています。「一度試してみたい、説明を聞いてみたい」という場合にはぜひご相談ください。
コクレア2
図2 対外装置 ©株式会社日本コクレア
人工内耳の仕組み 画像 (2)
図3 人工内耳のしくみ ©株式会社日本コクレア
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