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血管病センター

血管病変は"血管病センター"にご相談下さい

血管病変の診療が難しい理由は複数あります。一つは脳血管から冠動脈、下肢動脈まで病変が多岐に渡るため、循環器領域の診療に慣れた先生であっても判断に困る症例が多いこと。症状が多彩で簡易的な検査のみでは、適切な診療科を選定するのが困難な症例が多いこと。更に重症度の高い症例が多く、迅速に専門医と連携して診療できる体制が必要となることです。上記課題に応えるため、当院は"血管病センター"を創設し、血管病変を包括的に診療する窓口としております。

"血管病センター"宛に患者さんをご紹介頂ければ、適切な診療科への受診を約束します。
血管病センター(本年4月にハイブリッド室を更新して本邦初となるPhilips社の最新機器を導入しました。IVRに関連する全ての検査と手術を本機器で行っております。)

心臓血管外科・血管外科ご紹介のポイント

 急性A 型大動脈解離、腹部大動脈瘤破裂、下肢動脈閉塞と言った怖い病名で救命のために救急搬送される患者さんは、大学病院救命救急センターや3 次救急病院に収容され、 そこで緊急手術をしてもらうイメージがあると思います。ところが搬送された救命救急センターで別の患者さんの緊急手術対応中であった場合は、そこで緊急手術が直ぐに出 来ないという事態も起こります。そんな時に、当センター心臓血管外科・血管外科は、大学病院 救命救急センターや3 次救急病院からの転院要請を受け入れ、迅速に緊急手術をすることが可能な病院でもあります。急性大動脈スーパーネットワークの一員で、緊急大動脈支援病院を担っております。緊急手術の患者さんは、30 歳代の若い方から90 歳代の方まで年齢に関係なく受け入れしております。緊急手術の場合、心臓血管外科医、血管外科医が協力して迅速な対応をします。
 かかりつけの患者さん、当センターは初診の患者さんも分け隔てなく受け入れいたします。外来にご紹介いただける落ち着いた患者さんについては、術前検査を行い、可能であれば自己血貯血を行い、予定手術で治療を行います。どんどん増やして行きたいと思っております。
 この場合、ご高齢であるため、他の医療機関では断られてしまうかもしれないと懸念されている患者さんは、当院の強みである高齢者特有のフレイル、栄養、リハビリの各専門家の対策でサポートし、術式はカテーテル治療( ステントグラフト、TAVI、EVT など)、病態によってはopen surgical repair( 開胸、開腹をして行う手術) を、術前準備をしっかり行い安全に手術します。

各科の対象疾患

心臓血管外科

主に人工心肺を使用する手術が多い。 横隔膜よりも頭側の心臓・大動脈手術。
  • 冠動脈疾患
  • 胸部大動脈瘤
  • 胸腹部大動脈瘤
  • 大動脈解離(急性・慢性・A型・B型)
  • 弁膜症
  • 慢性心房細動
  • 重症心不全
  • 肺塞栓症
  • 成人先天性心疾患

血管外科

人工心肺は使用しない手術。横隔膜よりも尾側の大動脈・末梢血管手術。
  • 腹部大動脈瘤
  • 腸骨動脈瘤
  • 内臓動脈瘤・狭窄症
  • 下肢閉塞性動脈硬化症
  • 末梢動脈閉塞症
  • 頸動脈狭窄症
  • 深部静脈血栓症
  • 下肢静脈瘤
  • 血液透析用バスキュラー
  • アクセス関連
  • リンパ管に関わる疾患

心臓血管外科専門医としては心臓血管外科も血管外科も区別はありません。心臓血管外科3人、血管外科2人が取得 しております。

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